のぼりでの悔しい思い出
幟を見て思い出す商品と言えば、食いしん坊の私は食べ物についての記憶ばかりが蘇ってきます。
小学生の頃の思い出は、行きつけの食堂が夏場限定で発売するソフトクリームです。
ソフトクリーム始めましたのぼりを今でもはっきりと思い出せます。
ブルーの地に真っ白いバニラとピンクの ストロベリーのソフトクリームが、とても美味しそうに見えたものでした。
37.8年前に100円だったのですが、最近お店に行ったら250円になっていました。
中学の頃の思い出はハンバーガーです。
当時はロッテリアがあちらこちらに進出してきた時代でしたが、ロッテリアよりもずっと美味しい本格的なハンバーガーを出すお店が私の市にはあったのです。
デラックスジューシーハンバーグ150円、デラックストマトチーズハンバーグ200円、デラックス大盛りポテト120円の手描きののぼりが、小さなお店の周りを取り囲んでいました。
厚さ2センチはあるパテに同じ厚さのトマト。
ピクルスは3枚。
キャベツもたっぷりで、マヨネーズとトマトケチャップで作った特製ソースの甘酸っぱさが、チーズに絶妙に合っていたものです。
僅か5年ほどで閉店してしまいましたが、今ならご当地バーガーとして持てはやされるに違いありません。
悔しい思い出として印象に残っているものもあります。
12月末日の沖縄での出来事でした。
冷やし中華ののぼり旗がお店の前に出ていたので、注文した私です。
一瞬呆気に取られたようなおじさんの口から出てきたのは、あんた何言っているのですか。
真冬に冷やし中華なんてやっている訳ないとのことでした。
そして、それに続く店員の大爆笑。
あれ以来、私は沖縄が大の苦手になりました。
通りがかりにも目新しさがなくなったのぼり
のぼりを見て思い出す商品と言えば冷やし中華始めました、でしょうか。
とても目立つところに置けるので歩行者や車のドライバーからもよく見えるし、よく気づくことができる、季節感のある商品をだすときに有効な販促物だと思います。
先日、車を運転していてたくさんののぼりが見えました。
それはレストランの新メニューを告知したものだったのですが、写真も載っているわけでなく、文字だけにもかかわらずとてもそのメニューが食べたくなってしまい、そのレストランに入りました。
特に全く食事をするつもりはなかったのですがそののぼりにつられて急激に夫も私も食べたくなってしまいレストランの思うつぼだねと、その販促効果に笑ってしまいました。
レストランはかなり混んでいて、私たちと同じようにそのメニュー目当てのお客さんも多かったようです。
ただ思うことはいつも同じのぼりを出しっぱなしでいるレストランもあるのですが、通りがかりにも目新しさがなく、あまり入ろうとは思いません。
もう、日常の景色の一部と化してしまっている感があります。
なぜか出しっぱなしでいつも同じものは、訴えかけてこないのです。
やはり新しい商品をアピールするときに使うのが一番効果的なのではないかと思います。